ふえふきトピックス2018

2018・ふえふきトピックス
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毎年恒例となった富士山眺望トレイルラン&ウォークも今回で5回目を迎えることが出来ました。
11月25日に実施された大会では、春日居スポーツ広場を出発し、兜山や岩堂峠、大蔵経寺山などを巡る30キロと11キロの2コースを実施。

この大会を前に、9月に接近した台風21号と24号という2度の台風の影響で、同じく台風による倒木に苦しんだ第4回大会を上回るほどの倒木の数。
特に台風24号は果樹地帯への影響も大きく、ビニールハウスの倒壊や桃の木の倒木など、農業被害もありました。
山や林道にも強く吹き荒れたようで、ここ5年の中で一番整備に苦労した年になりました。

え!?こんなところが道?というほどの倒木
林道整備に近道はありません。地道な作業です
こんなに大きな木があちらこちらに倒れている状況。一本一本をチェーンソーで切っていきます

共催者である笛吹市観光物産連盟職員に加え、笛吹市役所職員らが地道な作業を何日か繰り返し、ようやく大会が出来るまでに林道を整備、当日を迎えることが出来ました。
今回のエントリーは県内外から約470人のエントリー、今大会へのリピーターも多く、2割以上を占めています。
それでは、前日受付の様子を含め、大会をご紹介します。

前日受付は今年もマルスワイナリーさんが会場です
受付を済ませた後はウェルカムパーティー「ワインの夕べ」の開宴!明日の競技の景気付けに、乾杯!
毎年恒例のゲストランナー・三遊亭楽松師匠のランニング寄席もお楽しみいただきました



そして迎えた大会当日。
快晴となり、トレイルランをするにはちょうど良い気温。
富士山の姿など、山の様子もきれいに見ることが出来ました。
紅葉もとてもきれいで、後ろに見える兜山も所々色付いて見えます。
受付を済ませ、参加者はそれぞれ準備体操などをして、競技に備えます。

こちらは30キロコースの参加者。今から競技!ということで、やる気にみなぎっています
11キロコースの参加者。毎年思うのですが、小学生くらいの参加者も多く、驚いてしまいます。30キロコースとは違い、老若男女参加できる気軽さがあるようです

朝はきれいに見えていた山の眺望は時間が経つにつれ、霞がかっていて眺望を望むことが難しくなってきました。その分、幻想的な眺望に!
まだまだ「ガッツ」あふれています
まさに「山粧う」と言えるように色付いた山々に囲まれた中を走り抜けます

山の中はやはり紅葉がきれい!その分、落ち葉も多く、参加者は注意しながら走ります
心臓破り(?)の石段が続きます。こちらを超えるとお楽しみが待っています

長谷寺のエイドステーションです。今年も笛吹高校のサッカー部員の皆さんにお手伝いいただき、こちらのエイドステーションや立哨にご協力いただきました!
一息ついて英気を養い、再度出発です!

力強い足取り!

大蔵経寺まで来ました!さあ、ラストスパートです!

ゴール!
会場内では各部門の表彰式が行われました
皆様お疲れ様でした!この後は違ったお楽しみが待っています

帰ってきた選手を迎えるのは、地元・春日居町の観光協会の皆様
特産である鯉を使った「鯉こく」の振る舞いや笛吹市の新ソウルフード「ラーほー」の販売が行われました
また、JAふえふきの協力もいただき、この時期では珍しいシャインマスカットの販売も行われました


ゴール直後は暑かった体も時間を置くと徐々に冷えてきます。
そんな体を温めてくれるおもてなし料理と温かい声援。
また参加者には石和・春日居温泉郷の入浴割引券もプレゼントされ、帰る前にゆっくりのんびりと温泉に浸かり、汗を流し、疲れを取って帰ることが出来ます。
この大会で会場になっている山は、初心者向けの比較的登りやすい山です。
トレイルランに参加してみたいけど、初めてで不安…という方も、大歓迎!
主催者のスポーツエイド・ジャパンのファンという方も多く、安心して大会に臨めるようです。
共催者の笛吹市観光物産連盟ももちろん、強力バックアップ!林道の整備等請け負っています。
東京から特急電車で90分。トレランの大会を一歩として、笛吹市を知っていただき、次回は観光へ、トレランの練習にでも、と何度でも足を運んでいただければ幸いです。