ふえふきトピックス2020

11月3日は、山梨ヌーボーの解禁日。その解禁に合わせ、令和2年11月2日~11月3日にかけて「オンラインでカウントダウン ヌーボーdeカンパーイ!FUEFUKI2020」が行われました。

山梨ヌーボーとは、山梨県内でその年に収穫した「甲州ぶどう」と「マスカット・ベーリーA 」をそれぞれ使って作られた新酒のワインのこと。日本でも有名なボジョレーヌーボーの解禁日は11月の第3木曜日ですが、それに先駆けて解禁となるのがこの山梨ヌーボーです。

さて、例年は石和温泉駅から歩いて15分ほどのところにある「石和源泉足湯ひろば」で開催されているこちらのイベント。大勢の方がひろばに集まり盛大に解禁をお祝いするのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、オンライン形式での実施となりました。

配信の会場となったのは、JR石和温泉駅1階にある「石和温泉駅観光案内所」です。こちらの案内所には、駅ナカでは日本初という、ワインの有料試飲ができる「ワインサーバー」があり、笛吹市内10社のワイナリーのワインを取り扱っていて、観光客の方にも大人気です。

当日は、このワインサーバーをバックにイベントを行いました。23:00のスタートに合わせ、さっそく準備に取りかかります。今回は、YouTubeでの配信も行うということで、機材の準備も入念に行いました。

各ワイナリー担当者は、21:30頃集合!笛吹市内にある10社のワイナリーから、代表者が出席しました。総勢十数名のメンバーで、打ち合わせ開始です。
オンラインでの開催は今回が初めて。皆さんまだ緊張しているのか、少しぎこちない様子で周りをキョロキョロ。

こちらはリハーサルを行っているところ。少し恥ずかしそうな様子で、はにかみながらのリハーサルです。
YouTube配信とzoom調整中の様子です。参加者の皆様と会場を繋ぐ重要な役目。機械担当スタッフも、準備万端です。

23:00を迎え、いよいよイベントがスタート!!
約50名の参加者の皆様、こんばんは!夜遅い時間帯ですが、画面越しに参加者の皆様の目の輝きが感じられます。

各ワイナリーの担当者が、一社ずつ自身の会社紹介をしていきます。
今年のワインの出来や特徴、ワイナリーの歴史やこんな思いでワインを作っているという各社のモットーなどについてPRです。
各ワイナリー紹介がひと通り終わり、解禁の0:00まで少し時間が空きました。
そこで急きょ、笛吹市ワイン会 向山副会長(矢作洋酒代表)発案で、じゃんけん大会を決行!じゃんけんで勝利した方には、なんとワインを送らせていただくという嬉しいサプライズです!

じゃんけん大会は大盛り上がり!

さあ、いよいよ解禁の0:00が近づき、乾杯の準備です!
それぞれのワインを抜栓していきます。

23:59を回りました。
画面越しの皆様のわくわくした表情を見ながら、こちらも今か今かとその時を待ちます。

さあ、声をそろえて、カウントダウンです!
5,4,3,2,1・・・

カンパーイ!!山梨ヌーボー解禁!!

皆様次々と、各ワイナリーの思いが詰まった新酒を口に運んでいました。画面越しに見える皆様の笑顔に、ワイナリーの担当者も嬉しそうな表情。

解禁ほやほやのワインを味わいながら、ここからは質問タイム!
参加者の皆様からワイナリーの担当者に、ワインづくりの苦労や普段から興味を持っていることをオンライン上で質問していきました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、すでに時刻は終了時間0:30間近。
参加者の皆様ともお別れの時間です。画面の前に集まり、名残惜しそうな様子で最後の挨拶をするワイナリーの担当者たち。

そして0:30、イベントが終了。オンライン形式での開催は初の試みでしたが、準備段階での緊張感を全く感じさせないくらい、参加者の皆様も主催者側も本当に大盛り上がりでした!

会場となった石和温泉駅観光案内所のワインサーバーも、実はこの日に合わせラインナップの入れ替えを行っていました。今回は16種類すべて新酒で揃え、山梨ヌーボーも11種類入れました。気軽に立ち寄ることができ、1杯100円~400円で、赤・白・ロゼ16種類のワインが楽しめます。(時期によって銘柄や料金に変更あり) ぜひ皆様も、旅の途中で、お仕事の帰りに、電車の待ち時間に、こちらの試飲を楽しんでみてください。

各ワイナリー代表者の皆さん、機材関係担当の皆さん、大変お疲れさまでした!そして何より参加者の皆様。夜遅い時間にもかかわらず笑顔で楽しい時間を共有していただき、どうもありがとうございました!来年の11月3日には、実際に皆様とお会いできることを心から願っております。