ふえふきトピックス2020

令和2年3月20日 鵜飼勘作像の清掃作業を行っていただきました

笛吹市役所前、笛吹川河川敷の鵜飼勘作像の清掃作業を、市内のご家族様4名で行っていただけました。
なんと今年で4年連続の清掃作業です!

1年もの間こびり付いた車の排気ガスやチリ、ホコリ雨風にさらされ水垢など、なかなか簡単には落とせそうにない汚れを例年通り、薬剤洗浄剤等は一切使用せずに水圧でのみで洗浄していただき、また、周辺のベンチの洗浄やゴミ拾いも行っていただけました。空き缶やタバコの吸い殻、Tシャツやスカーフ等もあったそうで、丁寧にお掃除してくださいました。
銅像の石は、年々白くキレイになっているようにも思えますし、本当に毎年、毎年、頭がさがる思いです。
ご奉仕いただいた家族の皆さんは、「笛吹市民の方や、笛吹市を訪れる旅人が、気持ちよく楽しく過ごし、また訪れたいと感じてもらえるようなスポットになれば良い」と願っているそうで、作業中も河川敷をサイクリングするご家族や、散歩をされている方々に、「きれいになりますね」「頑張ってください!」と声をかけていただいたそうです。
像の周辺は桜並木になっていて、春になるとお花見を楽しむ方の姿を多く見かけるようになります。また、鵜飼のシーズンには記念写真を撮って行く方も多くいらっしゃいます。今シーズンもまた、観光スポット、市民憩いの場としてきれいに利用出来ることを、改めてこのご家族の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

※笛吹市役所前の笛吹川河川敷に鎮座する鵜飼勘作像は、夏に行われる笛吹川石和鵜飼の伝説のモデルになっている人物です。

 

実際にこうやって見ると、鵜飼勘作像の大きさがよくわかりますが、それだけに大変な作業でした。

毎年のことですが、桜や他の植物があるため、薬剤を使わずに行う作業には助かります。
まるで虹色のスチームが出ているみたいで鵜たちも気持ち良さそうに見えますね。

台座は面積も大きいので大変です。
格子状のベンチも隅々まで丁寧に行っていただけました。

こうやって足元まできれいにしていただけると本当に気持ちいいですね。
家族みんなでの清掃作業、大変お疲れ様でした。今年も本当にありがとうございました。

清掃前の背面
清掃後の背面、光線の加減でわかりにくいのですが地色の白が多く見えるようになりました。




今年は、新型コロナウイルスの影響で、笛吹市桃源郷春まつりは大幅に縮小した形での開催となりました。
メイン会場の八代ふるさと公園では、出店もなく少し寂しい印象ですが、その寂しさを吹き飛ばすかのように
桜や桃の花はいつものとおり力強く咲いてくれました。
花々と南アルプスとのコントラストは、笛吹市でしか味わえない特別な風景です。

鵜飼勘作像の周りの桜の花もいつもどおり美しく咲き、春の訪れを告げてくれています。
きれいになった勘作の目の先には、この苦境を乗り越えたあとの、いつもの美しく賑やかな笛吹市が見えていることでしょう。