2022年 笛吹川石和鵜匠

笛吹川石和鵜飼のご案内
開催日・令和4年7月20日(水) ~ 8月19日(金)のうち水・木・土・日、8月19日(金)は鵜飼納めの開催
開催時間・20:00~20:50


台風8号の接近に伴いまして、本日8月13日(土)開催予定の笛吹川鵜飼(花火)は中止といたします。

今年も7月20日から笛吹市に涼を呼ぶ「鵜飼」(体験は7月21日から)の季節がやってきます。笛吹川の鵜飼いは徒歩鵜(かちう)と呼ばれ、他の多くに見られる小舟に乗って数羽を操るスタイルと異なり、川の中を歩きながら1羽の鵜を操りながら行う「鵜・匠」一体の漁法で、国内で行われている鵜飼いの中でも大変珍しく、800有余年の歴史があります。 現在は笛吹川石和鵜飼保存会が伝統を受け継ぎ毎年鵜飼の実演を行っています。
また、鵜匠体験は、鵜匠スタイルに着替え鵜匠と共に川の中で鵜の操り方を教わりながら実際に体験できる、大変貴重なプログラムです。是非、この夏休みの思い出づくりにいかでしょうか。

お申し込みはこちらの
>>>受付フォームに入力ください
(受付は終了しました)

 
開催日時
・令和4年7月20日(水) ~ 8月19日(金)のうち水・木・土・日、8月19日(金)は鵜飼納めのため開催 20:00~20:50(19時15分 笛吹市役所本館玄関前集合)
・定員    各日2組(先着順・各組3名まで)
・料金    参加者1名につき3,000円(特製「鵜」Tシャツ1枚付き)当日いただきます。
・申込条件    中学生以上の健康な方で、河川内での活動が可能な方
・申込方法   
申込みフォームに必要事項をご記入下さい。

※7月20日(水)は鵜飼開き、8月13日(土)は石和温泉花火大会、8月19日(金)は鵜飼納めのため鵜匠体験はありません。
※当日の天候や河川の状況により、中止の場合がございます。ご了承ください。
 
問い合わせ先:笛吹市観光物産連盟 TEL 055-261-2829

 


笛吹川石和の鵜飼スタイルは、徒歩鵜(かちう)と言って川の中を鵜匠一人で歩きながら鵜を操り、魚をとる漁方です。およそ800年の歴史ある笛吹川の徒歩鵜ですが、現在の形で鵜飼が行われるようになったのは鵜飼伝承を基に観光誘客を目的として1976年(昭和51年)より現在の「石和鵜飼」が再開されるようになりました。また、2005年(平成17年)には笛吹川石和鵜飼保存会が発足し、鵜飼の実演やイベントの実施、鵜小屋の清掃や鵜の飼育行っております。


笛吹川の鵜飼は徒歩鵜(かちう)スタイル。読んで字の如く、鵜匠が川の中を歩きながら行う漁法です。実演では写真のように広がらずに観覧席側の近いところを通って行うため、間近で観覧することができます。カンテラに照らされた川面がゆらゆらと揺れ、藍染の作務衣に腰蓑と魚籠の姿がより幻想的な鵜飼を見せてくれます。また、実演終了時には鵜飼花火が打ち上げられます。鵜匠さんは実演中、一見普通に歩いてはいますが、川底は苔などがついた石もゴロゴロあり、とても滑りやすくなっていますので、熟練者でないと支えもなくしかも鵜を操るのは至難の業です。



現在の鵜匠は鵜飼保存会の皆さんが中心になって行っています。みなさんそれぞれ仕事をもち、開催日の夕方、終業後三々五々「鵜飼小屋」に集まり小屋の清掃や当日出番のない鵜に餌を与えたりと管理作業を行なった後、身支度整えて笛吹川の河川敷(実演場所)へ向かいます。