かつて『橋立大杉』と呼ばれる大樹が本殿の裏にあった。

境内のあちこちでは、『橋立大杉』に続けてとばかりに若木が育まれている。
境内のあちこちでは、『橋立大杉』に続けてとばかりに若木が育まれている。

かつて『橋立大杉』と呼ばれる大樹が本殿の裏にあった。

甲斐奈神社(一宮)

甲斐国総社
 本殿の裏には、かつて甲州三大杉の一つに数えられ、天然記念物にも指定されていた『橋立大杉』と呼ばれる御神木があった。しかし残念ながら昭和28年に枯死したため、その跡に記念碑が建てられた。
 江戸時代までは祭礼の日に笛吹川東の神主が全て当社に参集して神楽を奏し盛大な祭祀が斎行され五穀豊穣、国家鎮護の祈祷をした。一宮町の橋立、東原、竹原田、金田の産土神である。また宝物として文化財指定は受けてないが竹原田区の語源になったという相生の二枝の竹と元文年間作の極彩色の内陣用の狛犬二体、御本殿御扉左右に昇降龍の見事な彫刻が現存する。

INFO基本情報

名称 甲斐奈神社(一宮)
(カイナジンジャ(イチノミヤ))
住所 〒405-0075 山梨県笛吹市一宮町橋立84
東原和歌囃子保存会(市指定有形民俗文化財) 
(ひがしばらわかばやしほぞんかい)

和歌囃子はおよそ150年ほど前に東京方面からやって来た旅芸人により伝わったものだという。
地域の伝統芸能としての継承と保存に取り組むべく、30年ほど前に保存会が立ち上がった。
また近年、古典祭礼芸能・和太鼓・篠笛の第一人者として国内外で活躍する天野宣氏より指導を受け、『東原祭礼囃子 仕丁舞火男』を提供される。
保存会では甲斐奈神社の例大祭に合わせて神楽殿において和歌囃子を奉納している。
 
東原和歌囃子保存会 東原和歌囃子保存会